2023/06/27 18:47


こんにちは CATMOM今野です。
今日はCAYMOM看板猫さんとの出会いのstoryを書いてみます。
もしよろしければゆっくりtとみていただければ嬉しいです。


我が家には4匹の保護猫達がいます。
黒猫のルルと
おっとり 天然の小夏(こなつ)、
双子のおちび、
ゆめちゃんとみらいちゃん。
皆、個性豊かなお姫様たちです(笑)

この天使たちが来てから、私と家族の人生が驚くほど変わりました。
たくさんの癒しと笑顔と気づきを毎日のようにくれるこの子たちに
私たちは、感謝しかありません。


#1 黒猫ルルのこと

今日は、我が家に初めてお迎えした子10年前にルルが来たその時のことを書いてみたいと思います。
ルルとの出会いはあまりに不思議で
でもそれはきっと必然で
私たち家族はルルと出会わなくてはならなかったのだと思っています。あの時 私たち家族は皆が別の方向を見ていました。
特に次男は、中学1年の夏からとあることがきっかけで、だんだんと学校から足が遠のき
秋口にはほぼ毎日登校をしなくなっていました。

毎晩、明日は登校しようと決心する。
でも朝になると身体が動かない…
そんな息子を何とか
「普通」に戻そう と焦る私。
あの時 彼自身が最もつらかっはずなのに、
本当の意味で寄り添うことができず、彼の立ち上がる力を
信じ切れていなかった私たち。

それが息子を余計につらくし、
八方ふさがりにしていたあの日。
そんな日々は1年続き…
彼が中2になる夏の終わりに
ルルは現れました。

その日は
彼の状態が特に悪く、夕食もあまりとらない日だったのですが

グレープフルーツジュースが無性に飲みたいので買ってきてほしいと
いうことで、
私が近くのコンビニへ行くため
家をでたのが夜8時。

外はもう真っ暗になっていました。
気分転換にと、歩いてコンビニへ行く途中、
何だろう…何か背後から視線というか気配を感じる。
振り返ると…
そこには特に何もなく…

けれどぼんやり 今通ってきた
道の真ん中に
小さな「丸い何か」が見えたような。
でも、息子の明日のことばかりで頭がいっぱいの私は
それが何かなどは次の瞬間には
もう気にする余裕などはなく、
そのままコンビニへ。

そして10分後、
無事オーダーのグレープフルーツを買い、家に戻ると

玄関のドアの前にまた 
今度ははっきりとした
黒いまあるい何かがあるのです。

えっ何これ?
そっと近く近づいてみると
ようやくそれが小さな 両手くらいの大きさのクロネコの子どもの
後ろ姿であることがわかりました。

子猫?なんで…ここに?
しかもさっき見た黒いまあるいものが、もしこの子なら
この小さな身体でこんなにも早くこの距離を歩いてくること自体が
とても不思議で 
まるでワープでもしたかのような・・・

怖々、、、そしてそっと両手で背中から持ち上げてみると
聞こえない程の小さな声で声
「にゃあ(多分・・・)」と
だけいって
目やにがいっぱいの目で
真っ直ぐにそして、しっかりと私を見つめてきました。

なんて軽いんだろう…
    でもどうしよう…

このままにしておくわけにはいかないよね。
カラスもいるし、少し行けば車が通る道路もあるのだから、

すぐにその子を抱え家に入り
息子を呼んで清潔なタオルを持ってきてもらいそっとくるみました。
はじめは息子も突然のことに
ただびっくりした表情を浮かべていただけで何も言わなかったのだけれど
ねえ…お腹すいているんじゃない?
何か食べさせてあげようよ。
  そっ、そうだよね。
とりあえずお水と鮭を湯がいて細かくほぐし目の前においてみると
ハフハフ ハグハグ ハグハグ・・・!

画像うちに来たばかりの頃のルル

びっくりするほどの勢いでこれでもかというくらいの音をたて
食べることにまっしぐら!

可愛いね(笑) 
息子の久しぶりの笑顔…

そしてこの日から…
ルルは大切なうちの家族になりました。

それからはいつも
ルルは息子の部屋で遊び…
息子の部屋で眠り

そしてこの半年後
彼は自ら学校に戻り、高校 大学と進むことになりました。


ルルはきっとすべてを知っていたのだと思うのです。
そして、私たちに教えにきてくれたのだと思います。
寄り添うということの本当の意味を。そして誰しもが自分の力で歩き出していく力があるのだと信じることの大切さを。

こころから ありがとう…そして
ルルもずっと幸せでいてください。


皆様の愛猫とのエピソードをぜひCATMOMキャットマムと共有してください❤